「カエル」の汁物?

宮崎の僻地の村の郷土料理

「わくど汁」。宮崎県椎葉村の郷土料理です。

前にTV番組で見た時に、シンプルでおいしそうな料理だと筆者は思いました。

すいとんの画像

そば粉をつかったすいとんのような料理です。

椎葉村という所は、宮崎県の中でもかなりの僻地にあり、また、土地にも問題があったようで、そばも大事なでんぷん源でした。どんな気候の年でも収穫ができるそばの種というのが、代々受け継がれてきたそうです。

そのそば粉を練ったものを、具沢山の汁物に入れて煮て食べるのが「わくど汁」と呼ばれております。

「わくど」とはご当地の言葉で「カエル」という意味で、汁に浮かんだそば粉の団子がカエルが水の中にいる時の様子に似ていることから、その名前がついたといわれております。

辺境に人が住む理由

何故そのような僻地に人が住んでいるかと申しますと、平安時代末期の「壇ノ浦の戦い」の折の平家筋の落ち武者が追っ手を逃れてきてできた村だから、という事になっております。

もちろん、源氏の追討の軍勢も追って来たのですが、もと武家でにわか百姓の村人が上手く畑を作ることが出来ず、餓死寸前の状態になっているのを追っ手の将だった那須家の人が気の毒がり、上の人には全員死亡していましたとうその報告をし、その土地に残って農耕指導をしたため、落ち武者の一族は生き残りました。そして、その一族の娘と那須の将の間に生まれたのが、現在の椎葉村の村長の家系という事です。

そういう事情もあってなかなか僻地から出ることが出来ず、焼き畑やそば作りで工夫を凝らし、今は宮崎県のホームページに出るようになっているのですから、世の中というのはわからないものだと筆者は考えております。

わくど汁について

https://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/shoko/appeal/jaja/18_04.html

https://ameblo.jp/sakura-beautiful/entry-11961953357.html

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モーニング

朝が弱く、空気が読めないキャラクターです。食べ物についてのコラムを中心に書かせて頂きたいと思います。 好きな事は、読書と料理、菓子作りです。

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