ヨーグルト仮説のメチニコフ博士
「ヨーグルトは体にいい」。
このイメージを作るきっかけになったのは、
やはりメチニコフ博士の「ヨーグルト長寿説」によるところが大きいと思います。

ヨーグルトの画像
ヨーグルトが体にいいという根拠は、腸内細菌によい影響を与えるから、ヨーグルトをよく食しているブルガリアの人たちは比較的長寿だから、ということになっておりますが、筆者は、別の角度からも考察してみたいと思います。
神経伝達物質の面から見たヨーグルト
ヨーグルトは乳製品なので、精神を安定させる働きのある神経伝達物質「セロトニン」を作る原料となる「トリプトファン」を豊富に含みます。この「トリプトファン」を効果的に摂取しやすい形で含んでいるのもヨーグルトなので、ヨーグルトを多く食している人たちが長寿になるのではないかとも筆者は推測しております。
また、このセロトニンという物質は、睡眠に必要な「メラトニン」という物質の原料ともなるので、ヨーグルトを食べていると睡眠の状態もよくなり、メンタルが安定してそれも長寿の一因となるのかもしれません。
人間はよくないストレスによって、かなり生活の質や寿命が影響されるのではないかと筆者は常々思っております。
睡眠物質と幸せ物質の原料を含むという意味でも、ヨーグルトは体にいいのではないかと思います。
後世に認められたメチニコフ博士
とはいえ、メチニコフ博士の説は、この先生が生きているうちはあまり評価されませんでした。
このお人はストレスの多い人生を送っていたため、50代からヨーグルトを欠かさず食していたにも関わらず、当時の平均寿命よりも早く亡くなられたからというのもあります。
しかし、のちの世にこの研究は評価され、今のプロバイオティクスの基礎となりました。
メチニコフ先生が、もしもカウンセリングを受けるか、薬も併用してヨーグルトを試していたら、もっと長生きされて、プロバイオティクスがもっと早く世界に根付いたのかもしれないと筆者はたまに考えております。
しかし、これは残酷な後世の人間の思考遊戯なのかもしれません。
メチニコフ博士のヨーグルト説
https://www.meiji.co.jp/yogurtlibrary/laboratory/researcher/mechnikov/01
