生命がいるかもしれない!?太陽系の天体5選

こんにちは、きんいろ旅程です!

突然ですが、あなたはこんな疑問を持ったことはありませんか?

それは、「宇宙には無数の惑星や天体があるが、その中で私たちと同じように生きている生命体はいるのだろうか? それとも私たちはひとりぼっちの特別な存在なのだろうか? 」という疑問です。

最新の研究や探査によって、地球外生命は存在するかもしれないということが少しずつわかってきました。

実は宇宙や天文好きな私。今回は最新の研究をもとに、私たちに身近な太陽系内で生命が存在すると考えられる天体を5つ調べたのでご紹介します!

1.火星 地球に近い惑星で生命の痕跡が発見される?

地球のお隣の惑星・火星は地球に近い環境を持ち、地下に塩水の湖が存在する可能性があります。また、大気中にメタンガスが検出されており、それは生物の活動によって生じた可能性もあります。

研究や探査などによって、火星はかつては温暖で湿潤だったことがわかっており、地球と同じように生命が誕生した可能性もあります。しかし、何らかの理由で火星の大気は薄くなり、水は失われてしまいました。

火星には、現在でも微生物レベルの生命体が生き残っている可能性はあります。

NASAやESAなどの宇宙機関は火星探査を積極的に行っており、将来的には、人間を火星に送る有人計画も検討されています。火星で生命を発見できれば、私たちの宇宙観は大きく変わるのではないでしょうか。

2.金星:地表は灼熱地獄でも高層では生命が浮遊している?

金星も火星と同様にかつては地球に似た環境だったと考えられていますが、二酸化炭素による温室効果で高温の惑星になってしまいました。地表は摂氏400度を超える灼熱地獄です。

しかし、上空50キロ前後の高層は温度や気圧が穏やかで、地球と似た条件が保たれています。そして、そこからホスフィン(リン化水素)が検出されている点も見逃せません。ホスフィンは、地球上では微生物によって生成される物質であり、生命の痕跡を示唆するものです。

こうした点から、金星には大気の高層で進化した特異な生命が存在する可能性があります。 

金星へは、日本や欧州などが探査衛星を打ち上げています。金星の高層で生命を発見できれば、さまざまな環境で生命が誕生・進化する可能性があるということになりますね。

3.エウロパ:氷の下に広がる海で生物が泳いでいる?

エウロパは木星の衛星で、表面は厚い氷におおわれています。これまでの探査によって、その氷の下に深さ100キロを超える海が広がっていることがわかりました。この海の底には地球と同じように熱水鉱床や海底火山が存在しており、生命に必要なエネルギー源や化学物質を供給している可能性があります。 

そうした地下海のメカニズムによって、水と岩石の境界面で生命が誕生した可能性もありますね。現に地球では、熱水鉱床からエネルギーを得て生きている深海生物が発見されているからです。

一見過酷な環境に思えても、私たちが思っている以上に生命とは柔軟なものなのかもしれません。すでにエウロパの海には魚やイカのような高等な生命が存在していてもおかしくないのです。 

NASAは2024年にエウロパへ向けて探査機を打ち上げる予定で、表面の氷を掘削して海のサンプルを採取する計画もあります。エウロパの海で生命を発見できれば、地球外で最初に見つかった生命となるでしょう。

4.エンケラドス:間欠泉から噴き出す水蒸気は生命の素?

土星の衛星・エンケラドスには、エウロパと同様に氷に覆われた表面の下に海が存在していると考えられています 。

エンケラドスからは水蒸気や有機分子やケイ酸塩などを含む間欠泉が噴き出しており、これらは海底火山から放出されたものと推測されています 。 エンケラドスの海は地球の海よりも塩分の濃度が高く、アンモニアなどの有機物も含まれています。

土星探査機カッシーニは、この間欠泉の中を通過してサンプルを採取する探査を行いました。この結果、直接的な生命の証拠は見つかりませんでしたが、地下の海底において熱水活動と思われる現象が起きていることを発見したのです。その付近には原始的な微生物が存在しているかもしれません。

今後もエンケラドス探査は続けられる予定です。エンケラドスの海で生命を発見できれば、地球外で最も特殊な環境で生きる生命となるでしょう。

5.タイタン:メタンの川や湖で異質な生命が誕生している?

タイタンは土星の衛星で、地球以外では唯一地表に豊富な大気と液体を有しています 。タイタンには豊富な化学物質があることから、地球上の生命とは根本的に異なる生命体が存在する可能性もあります 。

タイタンではメタンが気象現象の主役となっており、有機物を含んだ雲や雨などが確認されています 。また、メタンが液体や固体に変化して川や湖や氷山を形成しています。

これらのメタン湖ではメタンをベースにした独特な生命が存在する可能性があります。また、タイタンの地下には水の海が存在すると考えられており、そこには水ベースの生命が存在する可能性もあります。 

NASAは2034年にタイタンへ探査機を打ち上げる予定で、メタン湖に着陸してサンプルを採取する計画もあります。タイタンで生命を発見できれば、地球外で最も異質な生命となるでしょう。

タイタンの探査では、ボイジャー1号の功績が大きいです。ボイジャーの探査についてはこちらに詳しくまとめてあります。

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大宇宙の航海者、ボイジャーの最後の写真が私たちに投げかける「問い」

おわりに

ここまで太陽系内で生命の存在する可能性のある天体5つをご紹介しました。いかがでしたか? 

宇宙にはまだまだ未知の世界が広がっており、私たちの想像を超えた驚きや発見が待っているかもしれません。

今回取り上げた内容について、もっと詳しく知りたい方は以下の本やサイトを参考にしてみてください。

– 『太陽系探査最前線』(小山正夫著、NHK出版)
– 『太陽系外惑星探査』(池谷和信著、岩波書店)
– 『宇宙の果てに生命はあるか』(ジェフリー・ランドグレン著、早川書房)
– NASA(https://www.nasa.gov/
– JAXA(https://www.jaxa.jp/

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それでは、また次回!

☆参考資料
・生き物がいるかもしれない星の図鑑(荒舩 良孝著、SBクリエイティブ)

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きんいろ旅程

きんいろ旅程(りょてい)と申します。おもに歴史や競馬などをテーマに、幅広く記事を執筆中。「どんな人にも読みやすい記事を書く」ことをモットーに、日々WebライティングやSEO、Wordpressなどを勉強中です。名前の由来は競走馬「ステイゴールド」から。Twitter→@kinniro_ryotei アイコン:畦ノつぶて様 @azeno_tsubute22

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