よく母親が「日本ほど安全で良いところはない」と言う。でも、私は「そんなのわかんないじゃん」と反発心を密かに抱く。でもむやみに反論しても勝てっこないので言わない。そもそも海外旅行に1度も行ったことのない私と、3度ぐらい行ったことのある母とではどうしても差が出てしまう。
でも、母の言だけで判断してしまうのはもったいない。もし、今後の人生で叶うのなら、海外旅行に行ってみたい。そして、いろんなものを見聞きして、自分の知識や世界を広げてみたいものである。
昔から私は、海外に憧れていた。いつか自分も海外へ進出して、充実した日々を送りたいものだという夢があったのだ。
例えば、細川智栄子あんど芙~みんの「王家の紋章」でエジプト旅行を妄想したことは懐かしい。広大なナイル川。ピラミッド、時を超えたロマンス…。非常に胸がときめいたのを覚えている。「王家の紋章」をきっかけにして、私はエジプトにロマンを感じる人間へと成長を遂げていった。ああ魅惑のエジプト。長い歴史の都…。
ちなみに今、エジプトで行ってみたいところはアブ・シンベル神殿。エジプトのファラオ(王)の1人、ラムセス2世が作らせた巨大な神殿だ。入り口には大きな像が4つある。芦田愛菜さんとサンドウィッチマンさんの「博士ちゃん」という番組で知ったのだが、その入り口の巨大な4つの像全てが、ラムセス2世の像なのだそう。自己主張の激しさが面白い。
ファンタジー作品が数多く誕生した国として、イギリスにも大きな関心があった。『くまのプーさん』もイギリスのA.A.ミルンさんという作家の作品である。「ハリー・ポッター」シリーズ(J.K.ローリングさん作)ももちろん、イギリスだ。「ピーター・ラビット」シリーズ(ビアトリクス・ポターさん作)もイギリスの湖水地方を舞台にしている。
今では他にも、イギリス王室にも興味があるので、ロンドン塔も見てみたい。ロンドン塔はたくさんの王族がここに閉じ込められた恐ろしい場所である。幽霊のうわさも聞く。以前のエッセイにも書いたが、私には怖いもの見たさや野次馬根性があるのかもしれない。また、大英博物館ではロゼッタストーンやミイラを見たいと思う。
他にはマリー・アントワネットやエリザベート皇妃、アナスタシア皇女に思いを馳せた。美しいお姫さまに憧れて、うっとりとしていた時期もあったのだ。優雅で美しく、儚い…。やけにロマンティックに思えて、「私もいつかヨーロッパに行きたいなあ。お姫様の面影に触れられるかも…」とため息をついたこともあった。ろくに恋などもしていなかったが、ロマンチックやドラマチックに感じられるものごとに対する関心はすさまじかった。異性よりも、昔の歴史の美しいヒロインに思いを馳せていたのが私の高校時代である。
このような乙女の憧れは長く続いたし、今もまだ心の隅に残っている。いまだにヨーロッパに対して強い憧れがあるのだから。
今行きたい国は、ドイツだ。ドイツに関していえば、お姫様がどうとかいうよりも、風景や街並みに興味がある。
ドイツのクリスマスマーケットに行ってみたい。とても大規模で美しいらしい。日本でも近年、クリスマスマーケットが各地で行われているが、ドイツが本場だからきっともっと素晴らしいイベントなのだと想像している。
それか、グリム童話の舞台になった場所を巡るというメルヘン街道の旅にも行きたい。
ノイシュバンシュタイン城という白いお城も見たい。(この城は「白鳥の城」という別名もあるのだ)写真で見るだけでも息をのむほど美しく壮麗な城なのだ。いつか生で見たいものである。
このように、昔から海外(特にヨーロッパ諸国)への強い憧れが私にはあった。いつかお金を貯めて、余裕ができるようになったら、旅行をしてみたいと思う。
夢が叶いますように。また、叶えるように努力できますように。
終わり
