
(前回までのあらすじ)
一人暮らしを始め新居に引っ越してきた私は、そのマンションが「ゴキブリの館」であることを目の当たりにして驚愕を受ける。しかし、すぐさま戦う覚悟を決め、ネットでの情報収集、評価の高いゴキブリ駆除アイテムの入手などを行い、業者に頼らず己の力のみで大量発生していたチャバネゴキブリの駆除に成功する。これはその記録、「ゴキブリ殲滅マニュアル」である。
後編では具体的な駆除方法、使用したアイテムを紹介していく。
それでは、私が実際に使ったアイテムたち、名付けて「ゴキブリ駆除三種の神器」をご紹介しよう。
まず一つ目は、王道のブラックキャップ(アース製薬)。

いわゆる毒餌剤(ベイト剤)と言われるものだ。
この商品を、主に部屋の隅や冷蔵庫の下、シンクの下などに配置することにより、ブラックキャップ内の毒餌を食べたGのみならず、そのGのフンや死体を食べた仲間のGまで死滅するため、巣を丸ごと駆除することが可能なのである。
ポイントは壁にぴったりと添うように配置すること。Gは壁側へと移動する習性があるので、壁から離れたところに置くと効果が半減してしまう。
このブラックキャップだけでもある程度効果はあったが、効果が出るまでに時間がかかるのと、完全にゼロにすることはできなかった。
そこで次に私が使った商品がゴキッシュ スッ、スゴい!(アース製薬)だ。

この商品は簡単に説明すると「煙の出ないバルサン」のようなもので、居室内に適量プッシュすると隅々まで広がり、潜んでいるGを駆除できるほか、隙間にプッシュすることで新たなGの発生も抑制する。
しかも、バルサンのように部屋を片づけたりする必要もなく、そのままの状態の部屋に使え、ペットや赤ちゃんがいる家庭でも悪影響なく使うことができる点でも、とても優れている。
私の部屋は、このゴキッシュを月に1回使用するようになってから圧倒的にGがいなくなった。
ブラックキャップを設置してからも、毎晩「コンバンワ~」と数匹は現れていた彼らと遭遇する頻度が、ゴキッシュを使用するようになってからは月に1回程度まで下がったのである。
しかし、このゴキッシュをもってしても、Gの根絶には至らなかった。
月に1回くらい、ふとした拍子におそらく外部から侵入してきている彼らと、お家の中でエンカウントするイベントが発生してしまっていた…
そこで、駆除の仕上げに使用したのがゴキブリがいなくなるスプレー(KINCHO)だ。

この商品は、Gの通り道や潜伏場所(キッチン、冷蔵庫裏など)にスプレーするだけで、約1ヶ月間Gを寄せ付けず駆除効果も発揮する。おまけに現れたGに対して直接噴射する殺虫剤としても使える。
ゴキブリがいなくなるスプレーを月に1回、玄関ドアの隙間や窓のサッシ等、Gの侵入経路になりそうな場所に噴射するようになってから、本当にGに遭遇しなくなった。居室内のチャバネゴキブリを全て駆除できたのはもちろんのこと、おそらくこのマンションではチャバネゴキブリが大量発生していて、マンションの共用部や他の部屋では出現しているはずなのに、外部から侵入してくる個体も防除できていて、私の部屋だけはまるで何かのバリアで守られているようにGがゼロになった。
この春に1匹遭遇するまで、半年近く1匹も発生していなかったし、その1匹が出た後もゴキッシュとゴキブリがいなくなるスプレーを追加で使用してからは、1か月近く1匹も出ていない。
私の彼氏は若いころ害虫駆除の仕事をしていたのだが、その彼氏にも「ブラックキャップの置き方がプロの目から見ても完璧や!」「ゴキブリがいる家って独特なにおいがして分かるけど、全然そのにおいがしない」と褒められるくらい私のG対策・防除は完璧らしい。
本当に、アース製薬とキンチョーには足を向けて寝られない。
まとめ
【業者に頼らない自力でのゴキブリ駆除における三種の神器】
・ブラックキャップ(アース製薬)→効果持続期間:1年間
※ポイントは壁に添うように設置すること!
・ゴキッシュ スッ、スゴい!(アース製薬)→1ヶ月に1回使用
・ゴキブリがいなくなるスプレー(KINCHO)→1ヶ月に1回使用
この3つの市販アイテムで私は快適な住まいを手に入れることに成功した。
はじめはどんなにゴキブリが大量発生しているお家だったとしても、正しい知識を身につけてきちんと対策をすれば、駆除することが可能であるということを身をもって体験した。
この私の一連の経験が、ゴキブリで困っているどこかの誰かの役に少しでも立てればいいな、と思いながらこの「ゴキブリ殲滅マニュアル」を締めくくろうと思う。
