【スポーツの日・ラグビー】ワンチームのトライアル

ラグビーの大会にて、トライを決める選手。

皆さんこんにちは。7月23日は「スポーツの日」です。何種類ものスポーツが存在する事と存じますが、今回はラグビーについてご紹介いたします。

ラグビー(ラグビーフットボールとも)とは、イングランド中部のラグビーにあるラグビー校を発祥地とする2つのフットボールコード、ラグビーリーグ(13人制)とラグビーユニオン(15人制)を指すスポーツです。日本でのラグビーは通常ラグビーユニオンで、同じフィールドに対戦チーム合計で30人が集います。ルールは、楕円形のボールを敵陣まで持っていきながらトライを決めますが、「走行中はボールを前にパスしてはいけない(反則)」「ボールを落としてはいけない(ノックオン)」「パスしていいのは横か後ろにいるチームメイトのみ」という厳しいルールもあります。「アメフトとラグビー一緒」という意見はありますが、違うのはボールの形と決め技です。アメフトがタッチダウン、ラグビーがトライとなっております。かつてラグビーにその名を轟かせたレジェンドの決め技を決めるポーズも大変印象に残っており、2014年(平成26年)頃に流行しました。また、宮城出身のあの超人気お笑いコンビの原点でもあり、お二人は高校時代ラグビー部で初めて出会いました。2015年(平成27年)と2019年(令和元年)にはラグビーのW杯(ワールド・カップ)が開催され、それぞれの国を代表する選手達がワンチームとしてトライアルしましたが、中でも更に国と国がワンチームに繋がったのは、2019年(令和元年)のW杯最中のある出来事です。同年10月中旬、後に「令和元年東日本台風」と命名された最強台風の接近によって、本来岩手県の釜石市の釜石市鵜住居復興スタジアムにて戦う予定だったラグビーの大会が中止となってしまい、カナダ代表チームは戦わずして無念の引き分け扱いとなってしまいました。しかし、「被害を受けた地域で我々が何か厄に立てる事は無いか」戦えなかった分を日本の支援に貢献しようと釜石に残る事を決め、カナダ代表チームは泥除去清掃などのボランティア活動を行い、本来の対戦相手であったナミビア代表チームと共に助け合い、被災者達を元気づけました。そのニュースはやがて、Twitterを通して全世界に発信され、称賛の声が寄せられました。この瞬間が国と国同士が国境を、そして海を越えてワンチームとなったのです。

生まれた国は違っても、時代も違っても、国と国の繋がり、ワンチームとしてのトライアルにゴールはありません。

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Ω・D・BUILD

東北出身の期待の新人。主にパソコンのペイントアプリで制作しておりますが、たまに手描きで描く事もございます。趣味はイラスト、お絵描き、漫画鑑賞、テレビゲーム、アプリゲーム。憧れの漫画家およびイラストレーターはゆでたまご先生、鳥山明先生、尾田栄一郎先生、荒木飛呂彦先生、あかつきひなさんです。よろしくお願いします。

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