皆さんこんにちは。本日12月10日は「いつでもニットの日」です。そこで今回は、その原点についてご紹介したいと思います。
ニット商品の需要が高まる初冬であり、12月10日を「1210」として「いつ(1)でもニット(210)」と読む語呂合わせにちなんだ日付から、サマーニット誕生の地である山形県山辺町が制定しました。山辺町産のニットのPRと共に、より多くの人に一年中ニットに親しんでもらう事で国内のニット産業を盛り上げる事が目的で、記念日は2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。
昭和時代の後半、山辺町でのニット生産はピークを迎えていて、その頃、町の人達は直接、または間接的にニット産業に関わり、町は大いに栄えていました。昨今、ニットの大半は海外輸入製品に代わるなど、厳しい状況となっている中、記念日を通して、国内生産として希少価値の高い良質な国産ニットの利便性や有用性を改めて国内外に発信し、まちづくりの活力にしようと取り組んでいます。この日を中心に町役場1階ロビーに於いて「いつでもニットセレクション」というニットをメインテーマとしたイベントが開催され、2017年冬には町内ニット企業10社による自慢の新作ニットが展示されるなど、様々なプログラムで賑わいました。
