はこべら

花言葉

ハコベラ(ハコベ)の花言葉は「ランデブー・密会・愛らしい・初恋の思い出・追想」になります。

ヒヨコが好んで集まる様子から「ランデブー(逢い引き)」という言葉から由来しています。

春の七草の1つであり、小さく白い花が星のように愛らしく咲く野生の花です。

ランデブー・密会・私と逢っていただけますか

ヒヨコや小鳥が好んで、ハコベに集まる様子を男女が逢う様子に見立ててつけられました。

愛らしさ

小さく星のような形をした白い花が可憐であることから。

初恋の思い出・追想

ひっそりと野に咲く姿が、懐かしい記憶を連想させるため。

基本情報
学名
Stellaria(ラテン語で星を意味する)
開花期
2月~9月頃(ほぼ1年中みられる)
別名
ヒヨコ草(雛草)
まとめ
七草粥に入れて食べられているほか、古くは薬草としても利用されていた親しみ深い植物です。

縁起

ハコベラ(ハコベ)は、1月7日の「人日の節句」に食べる七草粥の材料である「春の七草」の1つとして、非常に縁起の良い植物となっています。

1、縁起の由来:繁栄が広がる
語源と繁栄
はこべらは「ハコベラ」から転じした語源です。
古くは四方に「はびこる(蔓延る)」ことから、「繁栄が広がる」という意味を込められた縁起の良い植物となっています。
生命力
茎が地表を這うようにして広がり、踏みつけられても生き延びる強い生命力を持っています。
1年の健康と家の繁栄を願う食材として重宝されています。
2、人日の節句と七草粥
1月7日は「人日の節句」と呼ばれています。
七草粥を食べる習慣は、江戸時代に広く定着しました。
新年のご馳走(ちそう)で疲れた胃腸を休める目的とともに、1年の「無病息災と健康長寿」を祈願します。

3、はこべらに込められた意味
春の七草には、それぞれ意味がありますが、ハコベラはその生い茂る様子から文字通り「繁栄」の象徴とされています。
セリ
競り勝つ
ナズナ
汚れを取り除く
ゴギョウ
仏様の体
ハコベラ
繁栄が広がる(はびこる)
ホトケノザ
仏の座
スズナ
神様を呼ぶ鈴(かぶ)
スズシロ
汚れのない清白(大根)

4、昔の知恵としての薬効

単なる縁起物ではなく、ハコベラにはたんぱく質やビタミン類が多く含まれており、利尿・消炎・整腸作用があるため、健康を維持する薬草として食べられていました。

現在は、ハコベラを食べることは、新年の健康を願うと共に、冬の健康を守る昔ながらの知恵を体に取り入れ、縁起担ぎの行事となりました。

歴史

ハコベラ(ハコベ)は、日本において非常に古い歴史を持つ身近な野草です。

古くから食用や薬用、さらには小鳥の餌(えさ)として親しまれてきました。

その歴史は、単なる植物の歴史を超え、日本の伝統文化や民間療法と深く結びつきます。

1、歴史的背景と日本への渡
「史前帰化植物」の代表格
ハコベは日本在来種ではなく、縄文時代後期~弥生時代にかけて、稲作や麦作の渡来とともにアジア大陸から渡ってきた「史前帰化植物」とされています。
はんるの由来
漢字では「繁縷」と書きます。
これは、茎の中に1本の芯(縷=糸)があり、四方に「繁(はびこる)」様子から名付けられました。
この生命力の強さが、古くから人々の生活圏に根付く要因になります。
2、古代・中世:食用と信仰
春の七草の「はこべら」
万葉集の時代から「はこべら」と呼ばれ、親しまれてきました。
1月7日の「人日の節句」に食べる「春の七草」の1つであり、江戸時代には七草粥の習慣は広まると同時に、冬場の貴重な青菜として食べられていました。
繁栄のシンボル
「はこべら」という名は「繁栄がはびこる」という意味にも通じます。
縁起の良い植物として七草粥の具材として親しまれています。

3、江戸時代~近世:民間薬としての利用
「はこべ塩」の知恵
古くから民間薬として利用され、特に葉を乾燥させて食塩と混ぜた「はこべ塩」は、歯槽膿漏(しそうのうろう)や歯痛の治療薬(歯磨き粉)として知られています。
薬草としての効果
消炎・利尿作用があるとされ、腹痛や腫れ物の治療として使われていた記録があります。
4、近代~現代:生活に根付いた愛称
ヒヨコグサ」の由来
明治以降、特にヒヨコやインコなどの小鳥の餌として頻繁に使われたため、「ヒヨコグサ」や「コトリグサ」と呼ばれるようになりました。
文学への登場
明治時代以降、詩歌(しいか)によく読まれるようになり、正岡子規(まさおかしき)の「カナリヤの餌に束ねるはこべ哉」という句が有名となっています。

5、ハコベの種類

日本では「はこべ」として認識されているのは、主に「コハコベ」と「ミドリハコベ」です。

どちらも食用・薬用として利用可能で、春の七草に使われています。

まとめ:ハコベラの歴史的役割

ハコベは、「踏まれても、刈られても、静かに広がり続ける」その生命力となっています。

古くは縁起物、飢えをしのぐ食料、そして民間薬として、人々の暮らしを細やかに支えてきた「暮らしの草」です。

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ハムスター

可愛いハムスターの写真を見て癒されてください。

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