まりあの親ばか日記~思い出したこと3.

①息子は歌が好きでよく歌っていました。その中でも、”ヤングスキニー”の「本当はね」という歌が好きでした。その歌は切ない女心を歌った歌でした。そんな歌を歌う息子に照れくささを感じていた母ですが、息子に聞いてみました。「もし女の子にこんなこと言われたらどうする?」そこで息子から返ってきた言葉、「ん-、顔による。」

顔かあと思った母でした。

②息子は高校生になっても、彼女はいなくて、遊びに行くときもいつも男子で、心配していました。そんなある時、息子と一緒に歩いていると、目の前を、若いカップルが通り過ぎて行ったので聞いてみました。「ああゆうの、羨ましいと思わない?」と、すると、返ってきた返事は「思う」でした。ちょっと、安心した母でした。

③息子が6年生の時です。うちの地区の小学校は、6年生の最後の学芸発表会は、楽器を使った演奏会でした。大体は、リコーダーとピアニカでしたが、いくつか変わり楽器もありました。いくつかの楽器の中から息子が選んだのは”ボンゴでした。でも、その楽器が出来るのは一人だけです。でも、応募者は数人いて、オーディションが行われるということでした。でもボンゴを叩くには、リコーダーを完璧に吹けなければダメだと、先生に言われたそうですが、うちの息子はリコーダーが苦手でした。その日から、リコーダーと棒を持ち、クッションを叩き猛特訓が始まりました。どうしても、ボンゴをやりたかったらしく、頑張りました。そして、オーデションが行われた日、学校帰り、私の職場に現れた息子は、座り込み、膝に頭をうずめて泣いています。駄目だったんだと思い、慰めました。すると、顔を上げ、ピースをして、満面の笑顔になり、「受かった!ボンゴは俺に決まった」と言います。泣いたのは嬉しすぎて感極まったようでした。何とも紛らわしいと思った母ですが、可愛くて思わず抱きしめました。この日はお祝いでした。そして当日私は一番前の席で鑑賞しました。

後日談です。この日、近くの高校の、吹奏楽部の子が見に来ていました。そして息子のボンゴを叩く姿を見て、感動したと言われてスカウトされてました。嬉しかったです。一生懸命練習したかいがありました。でも息子は卓球をしたかったらしく断っていました。今考えると、もっと強く勧めておくんだったと後悔しています。

④うちの地区には、夏祭りがあります。そこである年、のど自慢大会が行われると言うことで募集がありました。息子が5年生の時です。歌好きの息子が突然出たいと言います「たくさんの人の前で歌うんだよ。大丈夫?」言うと、その少し前に修学旅行があり、バスの中でカラオケをして一人で歌ったら、とても気持ち良かったと言うことでした。そして応募しました。小学生は一人だけだったので、すごいと言われ友達にもうまいと褒められたそうです。歌った歌はポルノグラフィティの、”サウダージ”でした。カラオケボックスに練習をたくさんしに行きました。私は息子を可愛がってくれていた、職場の仲のいい友達に話すと、当日3人で応援に来てくれました。始まると、友達は「○○くーん」と、黄色い声援を贈ってくれ、司会者に、ファンがすごいですねと言われていました。審査員特別賞で、賞状と景品を頂きました。

⑤姪が3才、息子が2才の時、3人で町の公園に遊びに行きました。イベントでバンドがはいっていて、音楽フェスティバルをしていました。前の方で見ていましたが、息子と姪が突然踊り出しました。それに、周りで見ていた人達が拍手喝采。バンドより、目立っていた、息子と姪でした。

⑥私は大道芸が大好きです。年に1度、宮城の遠刈田で大道芸フェスティバルが行われ、よく家族で見に行きました。そんな或る時、見に行って、息子と一番前の席を陣取って見ていました。すると、大道芸をしていたお兄さんが、息子を手招きして、飛び入り出演させてくれました。していたのは手品のような芸でした。とてもいい思い出となりました。又別のブースでは、バンド演奏と、ダンスを披露していました。そこでも踊った息子です。

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まりあ 如月

私は数年前に倒れ、高次脳機能障害となりました。独身ですが、大学生の息子が一人います。趣味は、旅行、温泉、カラオケ、ダンス、映画、韓ドラ鑑賞、読書、写真、ビリヤード、川柳、子供関係のボランティアと多趣味です。特技は、文章を書くこと、人前で話すこと(司会、挨拶等) 趣味や、経験した楽しいお話、また皆様に聞いて頂きたいお話を、物語風に作成しました。是非覗いて下さいね。

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