作者プロフィール
猫人
はじめまして、猫人と申します。映画鑑賞、小説を書く事、絵を描く事、ゲームするのが好きです。見たり読んだりするのはオカルト関連ですが、執筆するのはSFと言うなんとも不思議な事がよく起こっています。ダークだったり、毒のある作品が大好きです。
作品一覧
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零感霊能探偵は妖狐と共に 14
四人は人気のない学校を見上げた、女が鍵を開けると恐る恐る二人は足を踏み入れる。おっかなびっくりといった様子の二人に、...
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零感霊能探偵は妖狐と共に 13
依頼が来るまでの間ダラダラと過ごしていると、事務所のドアが乱暴にノックされた。誠が姿勢を正してから声をかけると、その...
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零感霊能探偵は妖狐と共に 12
せっかく来たんだから、と梓に遊園地の中を引きずり回される。はじめ珍しく真面目な顔をして考え込んでいた誠だったが、絶叫...
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零感霊能探偵は妖狐と共に 11
どこか浮かれた様子の梓を連れて、誠と玉藻は遊園地にやってきた。平日ということもあって人はまばらだが、そっちの方が今回...
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零感霊能探偵は妖狐と共に 10
あの依頼以来、三人はどこかぼうっとすることが増えた。ある種霊能力者を生業とするものとして、霊がいること自体が普通のこ...
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零感霊能探偵は妖狐と共に 9
三人はマンションの一室の前に立っていた、誠がチャイムを鳴らすと更にやつれた女が顔を出した。女は三人を見て顔を輝かせる...
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零感霊能探偵は妖狐と共に 8
誠が事務所に戻ってくると、ドアの前で梓が立っていた。声をかける誠に、梓はどこか不機嫌そうに、二人を見た後ドアを指さす...
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零感霊能探偵は妖狐と共に 7
誠は誰かの話し声で目を覚ました。寝ぼけ眼を擦りながら辺りを見回すと、ニコニコと笑いながら玉藻がこちらを見ている。昨夜...
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零感霊能探偵は妖狐と共に 6
久しぶりの薫の手料理を味わいながら、誠はこの頃のことを二人に聞かせた。嬉しそうに頷く薫と対照的に、伸はあぁ、だの、そ...
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零感霊能探偵は妖狐と共に 5
誠は今日何度目かのため息をついた、前の依頼先で壊した玉藻の依り代を、受け取りに実家に帰る羽目になってしまっていた。す...
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零感霊能探偵は妖狐と共に 4
体調が優れないという梓を車において、誠と玉藻の二人は薄暗いトンネルを見つめる。等間隔に設置された明かりは、橙色で時折...
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零感霊能探偵は妖狐と共に 3
依頼を終えて暫くのんびりとした日々を過ごしていると、また誰かが控えめに事務所のドアをノックした。三人は顔を見合わせた...