毎度皆様こんにちは。
今回は「ライトノベルや文学といった枠組みは何が違うのか?」という議題について考察していこうと思います。
SNSなどで度々話題に上がる「ライトノベルとは何なのか?」「ライトノベルは文学に含まれるか?」といったモノ。
私としてはどちらも「作者の内面世界を共有して楽しむモノ」という所感であり意味のない議論だなと思っていましたが、何かしら両者の違いの様なモノは感じていてこの度言語化しようと思いついた次第です。
いつも通り結論から言いますと、「”現実”が物語の中でどういう存在なのか?」というところに収束すると私は考えます。
まず文学ですが、”現実”は一貫して「日常そのもの」を描く要素であり、その厳しさや苦しさは登場人物の「普通」の枠内で描かれるものです。
時代や土地柄、舞台背景に”現実”が普通の日常として落とし込まれ、登場人物がその中で人生を進めて感情を抱いて行動する。
そういった「リアリズムを鑑賞」することにより作者の内面世界に触れて物語を楽しむスタイル。
それが私の考える「文学」ですね。
一方でライトノベルの中の”現実”は「非日常を引き起こす要因」として描かれることが多いように思います。
世の中の不条理や不公平、生まれながらの格差などがもたらすストレス要因である”現実”を登場人物が解決することによるカタルシス。
それがライトノベルとして読者に望まれる形なのではないかと考えるモノです。
つまり「リアリティを体験」することによって作者の舞台世界に浴して物語を楽しむスタイル。
この”現実”の扱い方の主眼がどちらに置かれているかというところに「文学」、「ライトノベル」論争の決着点が見いだせると思います。
無論どちらが高尚だとかどちらが受け入れられているかとかは無意味な議論。
それぞれの楽しみ方を各々が楽しめればいいと私は考えます。
あなたも自分の好きな物語を好きなように楽しんでいきましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
