毎度皆様こんにちは。
今回はいつの時代も度々話題に登る「創作における素質」や「物語の基礎とは何か?」についての考察をしていこうと思います。
そもそも「物語を作る」という事に向いている、「素質がある」とはどういう事でしょうか?
私は「世の中の”現実”や”不都合”を変える、克服するイメージができる」という点に着目します。
例えば「魔王の圧政に苦しんでいる人々を救う為に主人公が強くなっていき、魔王を倒して平和を取り戻す」という物語。
強大な世界の危機を主人公と仲間たちの協力により魔王を倒す力を手に入れていく中で様々な悩みや葛藤もあるでしょう。
それでも主人公たちは”現実”や”不都合”を自らの能力や決断によって克服し、ついには魔王を倒すという目標を達成する。
その”克服するイメージ”の具体性が物語の没入性を後押しして娯楽としての体験が成り立つと私は考えるモノです。
もし主人公たちが「”現実”には適わないしどうやっても今の不都合は変えられないよ」というスタンスでいたらどうでしょうか?
きっと主人公たちは自分の住んでいる小さな世界に閉じこもり、日々の日常を維持することで精一杯で冒険には旅立たないのではないでしょうか。
そうなると物語は始まらないし見ているほうも面白くありません。
「物語」というのは「”現実”が主人公たち登場人物の選択と決断、そしてそれに伴う行動で変わっていく」というお約束がしっかりしていてこそ面白いものなのです。
ですので作者が”現実”を変えるイメージが得意というのは他に替えの利かない創作の素質なのではないでしょうか。
私はそういった点が「創作の基礎」として大事にすべき要点だと考えます。
もっとハッキリ表現するなら物語というのは基本的に「”現実”はこうだけどご都合主義でスッキリ解決!」という型でできています。
しかしそのご都合主義も”現実”を変えられると読者や視聴者が納得できる具体的イメージや説得力がなければ面白さに繋がりません。
その為の”現実”に想像の中で勝てる、”現実”を変えられるイメージを持てるという素質が大事になってくるのです。
そのイメージを効率よく味わってもらうための脚本術や文章作法ではないでしょうか?
さああなたも自分の抱えている”現実”を打ち倒すイメージを膨らませてみませんか?
きっとそこにはあなたオリジナルの物語の息吹が生まれることでしょう!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
