毎度皆様こんにちは。
「物語世界の日常と人物背景」にスポットを当てて考察していこうと思います。
まず創作を始めたとき、様々な設定や描写したい決めシーンを空想していく事でしょう。
そしてどういった仲間たちとどういった困難を乗り越えて冒険の日々をして行くのかなど一番心が弾み、楽しいところだと思います。
しかし本文を書いてみると思ったように文章が繋がらず満足いく仕上がりにならなかったり、苦労して書き上げてもその楽しさや意図した面白さが伝わらずに酷評されたりする。
その結果様々な表現法や創作論を探し回り解決策となりえる情報商材を漁って少なくないお金を払って知識を溜め込んでそれらを活かした文章を書くもテクニックが渋滞して書くこと自体が嫌になったり。
その末に得た知識が足かせとなり自由な発想も湧かなくなって絶望し筆を折る。創作自体が苦痛になって発信もやめてしまう。
ネット上にはそんな悲劇が河原の砂や石より転がっています。
そうならない為の方法論や理論構築も星の数ほどあります。
それでもそのありふれた悲劇は無くなることは無いでしょう。
…ではその悲劇はどうして回避できないのでしょう?あなたの「最強のアイデア」は何故人を楽しませられる形にならないのでしょうか?
私が考えるこの問題の原因は「物語の舞台世界や登場人物が”生きていない”ことにある」というところです。
例えば「主人公が剣と魔法の世界で大活躍!」というテーマで創作をするとき、
その物語の世界はどんな世界なのか?がまず最初に考えるべき大事な前提条件なのです。
「この世界の魔法は特別な者しか扱えない幻のモノ。だから日々の日常を脅かす魔王を倒す力を持った魔法使いには魔王を倒し平和をもたらす義務が課せられている」とか、
「この世界の魔法は世界のパワーバランスを崩す禁忌の力。だからこそ魔法使いの責務や役割は厳しく決められている」など。
この前提が土台としてしっかりイメージされていることで様々な設定や日常の変化が物語としての面白さに寄与するモノになるのです。
そして次に考えることは主人公やメインキャラクターです。
主人公やその仲間、親しい間柄のメインキャラクターは物語の顔。
主人公が先程決めた舞台世界でどのような人物かをしっかりイメージ出来ることで面白さの核が出来上がります。
例えば「主人公はこの世界で幻とされている魔法技能を有する人間。そして幼少期より魔物たちによる略奪や暴力に晒されたことにより魔物の事を憎んでいて日々鍛錬に励んでいた。」とか
「主人公は魔法が使えて当たり前の環境にありながら一切魔法が使えない。その為劣等生として扱われて自信を持てずにいる」など。
そういった登場人物の「人物的背景」と最初に決めた「舞台世界での”日常”」が組み合わさる事で読者や視聴者の心を打つ「物語」が生まれるのです。
「日々鍛錬を積んでいた主人公が祖国の王女が魔物に襲われているところを助ける。そして自分の危機を解決してくれた主人公に希望を見出して魔王討伐を託す」とか、
「魔法が使えず劣等生扱いだった主人公が幼馴染の少女のピンチに際して覚醒し戦う力を手に入れる。そしてその力を利用しようとする者や必要とする組織などの思惑に巻き込まれていく日々が始まった」など。
まずコンセプト迷子になった時は今回解説した2点を見直してみましょう。
その土台はあなたの発想した「最強のアイデア」を唯一無二の伝説の武器として活かしてくれることでしょう。
存分にあなたなりの想像の翼で無限の大空へ羽ばたいていってください。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
