ヴィヴィアン・リー

『風と共に去りぬ』
スカーレット・オハラ役
そこから始まったアメリカでの俳優人生

土台はイギリスの舞台俳優
真面目で周りへのきめ細やかな気配りができる
彼女に備わった元々の品行方正

寄宿舎時代の先輩モーリン・オサリヴァンと語り合った俳優の夢
モーリンは『ターザンシリーズ』で先に有名になった先輩
ミア・ファローの母でもある

明るく社交的な性格の奥に隠れた孤独な影
誰かを演じることで誰からも愛されるスター性を持つ
演技の才能と美貌は俳優として持って生まれたもの

ローレンス・オリヴィエとの結婚
略奪婚からの幸せの始まり
と思いきや、苦難は続く

映画俳優ではなく
舞台俳優として成功することを
夫から教えられ半ば洗脳され
夫に仕事を支配されていく

私が見た彼女の映画

「風と共に去りぬ」
あんなに勝ち気で負けん気の強い女性を演じていたのに
実際はメラニー役のオリヴィア・デ・ハヴィランドの方がよほど強い女性だった

「哀愁」
実物の彼女に近い役柄だったかもしれない
悲恋物語を見事に演じている

「欲望という名の電車」
迫真の演技とマーロン・ブランドにプライドをズタズタにされる役
上品ぶっていた仮面を剝がされる

私生活まで夫にふさわしい妻を演じることでどんどん精神バランスが崩れていく
やがて双極性障害へ

彼女に憧れ過ぎてか?
同じ病気になった

映画ではそこまで気にしないで見ていたが
声の大きさが舞台俳優としては小さかった

誰にも拘束されず、のびのびと映画俳優としてやっていけば
彼女はもっと多くの映画作品を残すことが出来ただろうし
舞台俳優として苦しむこともなかったのではないだろうか

愛するラリー(ローレンス)のため
ナイトの称号をもらった夫のため
妻レディ・オリヴィエとして
仕事もプライベートも演じ続けなければならなかった

彼女の愛くるしい表情と愁いを帯びた瞳に何が映っていたのか

イギリス時代の弁護士の夫、娘を捨てて
ローレンスとアメリカへやってきた夢見る若き女性

大成功に終わった『風と共に去りぬ』
スカーレット・オハラとヴィヴィアン・リー
打たれ強く生きていくことに前向きなスカーレット
繊細な心を持って生きていくことに必死だったヴィヴィアン

ヴィヴィアン・リーの生き様に敬意を表したい

参考:ヴィヴィアン・リー “肌の色”を隠すため祖母に引き裂かれた世紀のオスカー女優親子| 毒家族に生まれて| カルチャー | ELLE [エル デジタル]

ヴィヴィアン・リー – Wikipedia

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そらいろ

自分とは?この胸のもやもやは、どこから来てどこへ向かっているのか。「当事者研究」という自由な発想での自分自身の病気の研究をもっと多くの人に広めたい。共有したい。と思いつつ、ポエムも嗜む吾輩です。

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