「小説」の記事一覧
-
半夏生（はんげしょう）３
「東京本社より、本日付けで転勤してきた京本です。出張で来た際はお世話になりました。今度は仙台に骨を埋めるつもり...
-
終わった世界を君と行く ８
あれから大分経ったある日の事、唐突にイブが海を見たいと言ってきた。静まり返ったビル群から離れ、時折狩りをしながらゆっ...
-
半夏生（はんげしょう）２
「京本君、板垣さんはダメだぞ。」 「なぜですか？」 「婚約までいった奴が、出張に行ったかと思ったら...
-
終わった世界を君と行く ７
おはよう！ イブのとびっきり元気な声で目覚めた。彼女の手を見れば弓矢が握られており、それが今日の予定を決めたようなも...
-
solitario: chapter1.The Fall of the Princess 「2.Troublesome Requests①」
ドイツを出発してから丸一日と数十分。Mはイタリアの「マルティナ・フランカ」という町の外れにある目的地にたどり着いた。聖...
-
Smile２
楓と洋介の付き合いは友だちでもあり、それ以上でもあり、二人はあえて曖昧な関係を続けていました。 そ...
-
終わった世界を君と行く ６
二人寄り添って昨日の残りを食べていると、イブが赤くなった両手を擦っている。長時間弓矢を使っていたせいだろう、小さなマ...
-
Smile１
仙台の秋と言えば「jazzフェス」です。 街中をjazzの音楽が包み込みます。 そんな秋の恋のお...
-
終わった世界を君と行く ５
木々のざわめきや鳥の鳴き声で目が覚める、何か夢を見ていたような気もするが、もう夜の気配とともにそれも消え去っていた。...
-
同じ花火を見ていた４
8月5日は仙台七夕の前夜祭がある日でした。 毎年、この日には花火が上がります。 「今年は仙台の花...
-
夏のシークヮーサージュース
【感想】最近ハマっているシークヮ―サージュースをテーマにイラストを描いてみました。...
-
終わった世界を君と行く ４
崩れかかったビルへと戻ってくると、枯れ枝を集めマッチで火をつける。晩飯の用意をすると少し離れたところに座っているイブ...
