神奈川県

漢字の由来

神奈川県の地名は、江戸時代に宿場町として栄えていた横浜市神奈川区周辺の「神奈川宿」に由来しています。

その由来は諸説あるのですが、最も有力なのはかつて流れていた「上無川(かみなしかわ)」が転じて「かながわ」になったという説があります。

これは水が涸(か)れやすい水源が不明だった小川でした。

上無川説
現在の京急東神奈川駅付近に流れていた水が涸れやすい小川を「上(水源)がない川」と呼び、それが「かながわ」訛ったという説が最も有力です。
神奈河・神名川説
古くは1266年の書物には「神奈河」と記されており、神様にかかわる川、あるいは単に「神の川」から付けられたという説です。
金川説
日本武尊(やまとたけるのみこと)が宝剣をこの地で川に映したところ、光り輝いたため「金川」と呼んだという伝説も存在しました。

歴史

神奈川県は、鎌倉幕府(12世紀末)の拠点として武家文化の中心となりました。

江戸時代には東海道の宿場町として栄えました。

幕末の1859年に横浜港が開港して以降は近代化の玄関口となりました。

関東大震災や戦災から復興し、現代は東京ベッドタウンおよび国際的な工業・貿易県として発展しています。

古代・中世(武家の都)
源頼朝が鎌倉幕府を開き(1192年)、日本初の武家政権が誕生しました。
その後、北条氏、小田原北条氏などがこの地を支配していました。
戦国時代には「小田原城」を中心として政治・軍事の要衝として栄えました。
近世(江戸時代)
東海道が整備され、「神奈川宿・戸塚宿・藤沢宿・平塚宿・大磯宿・小田原宿・箱根宿」の「東海道の宿場町」として機能しました。
大山詣(おおやまいり)や箱根温泉、旅行、観光の文化としても発展していきました。
近代(開港・文明開化)
1859年、日米修好通商条約により横浜港が開港し、江戸の神奈川奉行所が中心となり貿易が開始されました。
明治初期には、東京と横浜を結ぶ日本初の鉄道を開通し、西洋文化の入り口として栄えました。
現代(復興と発展)
1923年の関東大震災(横浜市中心に甚大な被害)や第二次世界大戦の戦火から復興しました。
昭和30年代以降、京浜工業地帯の発展とともに人口が激増し、東京ベットタウンとしインフラ整備(東海道新幹線・高速道路)などが進みました。

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