大相撲の番付

  前相撲について

  番付に名前が載ることがない、新弟子検査に合格した新人や序の口から降格した人たちで行う相撲のことです。本場所の最初に行われる序の口の前に行われる相撲です。

  序の口 

  人数は決まっておらず、おおむね100名ほどからなります。この地位からようやく番付に名前が載ります。

  序二段

  人数は決まっておらずおおむね300名ほどからなります。この地位になると羽織が着れるようになります。

  三段目

  東西それぞれ百枚目までの計200名からなり、この地位なると雪駄が履けるようになります。

  幕下

  東西それぞれ六十枚目までの計120名からなります。この幕下以下の地位と、その上の十両の地位(関取)では待遇目を含めた格差が非常に大きくなるため、最も力士間の競争が激しい地位であるとも言えます。

 十両

  大相撲格付けで「幕内」に次いで高いのが「十両」で、東西それぞれ十三枚目までの計26名からなります。この十両以上の番付となることで初めて力士は一人前となることができ『関取』として扱われるようになります。この関取になるかどうか、というのが大相撲では意義が高く、格付けの中でも下位との差がもっとも大きく反映されています。

 関取の特権

 ● 一人前の力士と認められ、力士会に参加することが可能になる。

 ● 付き人がつくようになり、相撲部屋での雑用なども原則的に免除される

 ● 相撲部屋での個室、もしくは別居することが認められる

 ● 自身のしこ名が入ったのぼりを立てたりサインを書くことが許される

 ● 土俵入りで化粧まわしを絞めて行うことができる ・・・等々

 そしてなりより大きな特権がやはり【給与(月収)が支払われるようになる】でしょう。関取になるまでは基本的に無給だったものが、関取になるや月給が〔百万円〕を超えるようになるのです。正直なところ、これがやはり関取を目指す最大のモチベーションではないでしょうか!!!

 前頭(平幕)

 東西一枚目(筆頭)から最大十六枚目まで、三役以上の力士数によって数は変動します。

 三役について

 三役とは本来『大関・関脇・小結』の3つの番付のことをまとめて言うのですが、大関は本来大相撲の最高の格付けとされていたため、関脇以下とは扱いが大きく異なり、現在でも[関脇]と[小結]のみを三役と言うことが多くあります。

 小結

 東西に必ず1名以上存在します。負け越しは基本的に降格になります。

 関脇

 東西に必ず1名以上存在します。負け越しは基本的に降格になります。

 大関

 現在では横綱に次ぐ地位して認識されていますが、もともとは横綱は別格のものとして、この大関が大相撲最高の格付けでした。東に1名は必ず存在します。昇進の目安は『三場所連続で三役でその三場所通算の勝ち星が33以上』とされています。二場所連続負け越しで降格となります。

 横綱

 大相撲最高の地位で不在でも構わない番付です。昇進の目安は【大関の地位で二場所連続の優勝か、それに準じた成績】とされています。降格システムはなく、引退(もしくは廃業)まで横綱であり続けなければなりません。

 *以上が大相撲の番付に関する大まかな説明になります。

  

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こた爺

車やバイクなど動画を見ることがすきです。よろしくお願いします。

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