作者プロフィール
静海
小説を書くこととゲームで遊ぶことが趣味です。ファンタジーと悲恋と、人の姿をした人ではないものが好き。 ノベルゲームやイラスト、簡単な動画作成など色々やってきました。小説やゲームについての記事を書いていこうと思います。
作品一覧
-
アダムはいなかった 「方舟」1
——方舟。それは私たちが暮らす、途方もなく巨大な立方体の名だ。 「今も『外』では、世界を沈めた雨が止むことなく...
-
アダムはいなかった 「遭遇」2
余計なことを、とよぎった悪態はしかし、この状態の彼に向ける言葉ではない。喉元まで出かかったそれを飲み下して、私は通信...
-
アダムはいなかった 「遭遇」1
目を開ける。どうやらまた、死に損ねてしまったようだ。 ……時はおそらく夕暮れ近く、場所は見慣れたスラム街。と...
-
アダムはいなかった 「開幕」
黒髪の少女が、水鏡に映っている。どうやら何かを追跡しているらしい。 少しだけ、視点を引いた。華奢な手足を必死...
-
動画「折り畳み傘は新品のままで」制作しました
https://www.youtube.com/watch?v=P0adRdSyea8 この度上記の動画を作...
-
君が生まれてくるなら
青い瞳が私をとらえる。だって私にはその子が、泣いているように見えたのだ。 向日葵畑の向こうで、誰かに呼ばれているよう...
-
字書きによるおすすめiPadアプリ
はじめまして、静海と申します。以前はWindowsパソコンで小説を書いていたのですが、最近になってiPad派になりま...
-
#コンパス【戦闘摂理解析システム】について 2
前回の記事ではゲームについて簡単に紹介しましたが、今回からは本格的に説明に入ろうと思います。 まだ前回の記事を読んで...
-
ノベリスト・シンドローム【完】
「おーおー、やってるやってる」 伸ばした「右手」で日差しを遮り、俺は窓から遠くを見やる。 「なんでもトロイの木馬が発...
-
ノベリスト・シンドローム【13】
「またかお前は、ほんっと役立たずだな!」 がつんと景色が横に飛び、壁にぶつかりずるりと落ちる。どうやら頬を殴られたら...
-
ノベリスト・シンドローム【12】
慌てたように呼び止められて、腕を掴まれるまで「それ」が自分の名前だと気付くことができなかった。 「だ、大丈夫ですかア...
-
ノベリスト・シンドローム【11】
「リルア、リルアっ!」 目を開けた、というよりは視界が戻ってきた、という表現の方が正しいだろう。実際に世界を見ている...