作者プロフィール

静海
小説を書くこととゲームで遊ぶことが趣味です。ファンタジーと悲恋と、人の姿をした人ではないものが好き。 ノベルゲームやイラスト、簡単な動画作成など色々やってきました。小説やゲームについての記事を書いていこうと思います。
作品一覧
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動画「折り畳み傘は新品のままで」制作しました
https://www.youtube.com/watch?v=P0adRdSyea8 この度上記の動画を作...
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君が生まれてくるなら
青い瞳が私をとらえる。だって私にはその子が、泣いているように見えたのだ。 向日葵畑の向こうで、誰かに呼ばれているよう...
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字書きによるおすすめiPadアプリ
はじめまして、静海と申します。以前はWindowsパソコンで小説を書いていたのですが、最近になってiPad派になりま...
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#コンパス【戦闘摂理解析システム】について 2
前回の記事ではゲームについて簡単に紹介しましたが、今回からは本格的に説明に入ろうと思います。 まだ前回の記事を読んで...
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ノベリスト・シンドローム【完】
「おーおー、やってるやってる」 伸ばした「右手」で日差しを遮り、俺は窓から遠くを見やる。 「なんでもトロイの木馬が発...
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ノベリスト・シンドローム【13】
「またかお前は、ほんっと役立たずだな!」 がつんと景色が横に飛び、壁にぶつかりずるりと落ちる。どうやら頬を殴られたら...
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ノベリスト・シンドローム【12】
慌てたように呼び止められて、腕を掴まれるまで「それ」が自分の名前だと気付くことができなかった。 「だ、大丈夫ですかア...
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ノベリスト・シンドローム【11】
「リルア、リルアっ!」 目を開けた、というよりは視界が戻ってきた、という表現の方が正しいだろう。実際に世界を見ている...
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ノベリスト・シンドローム【10】
世界が産声を上げる瞬間ほど、ワープロソフトとして好きなときはなかった。 自分の上に世界が広がる。音のきらめきや語られ...
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ノベリスト・シンドローム【9】
「遅かったですね?」 遊び疲れて眠るリルアを背負い、家に帰ればまずそれだ。 「まだ日付変わってないだろ」 「何を言う...
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ノベリスト・シンドローム【8】
「すごいねアクトくん、屋台がいっぱいだよー!」 「まあ、そりゃあ祭りだしな」 夜の空気が喧騒をのせて、冷たくもあたた...
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ノベリスト・シンドローム【7】
「……な……」 一人案内された部屋のドアを開ければ、そこに広がっていたのは豪奢な停滞だった。 「待っていましたよアク...