作者プロフィール
陽狩
陽狩(ようしゅ)と申します。俳句に関する記事などを書きます。俳句に少しでも興味を持ってもらえると嬉しいです。よろしくお願いします。
作品一覧
-

俳句で作る物語⑭「長い日傘」
俺は留学を終えて数年ぶりに日本に帰国した。久しぶりの日本だ。それにしても暑い。スーツケースを引きながら街を歩く。向こう...
-

俳句で作る物語⑬ 「不思議な掛け軸」
「やっと村に着いたぞ……」一人の若い画家がとある村にたどり着きました。季節は夏真っ盛り。うだるような暑さで地面もカラカ...
-

俳句で作る物語⑫ 「藤娘奇譚(ふじむすめきたん)」
「最初は俺の番だな。とびきりの話をしてやろう」だんだん暑くなってくる季節。暑気払いと称して俺は友人二人を自宅に招き、不...
-

俳句で作る物語⑪ 「春風に夢を誓って」
「また不採用か……」五月中旬の土曜日、企業から送られてきた選考結果のメールを眺めながら俺はつぶやいた。転職活動を始めて...
-

俳句で作る物語⑩ 「なかとり餅」
「ママ!公園に餅つき屋さんが来てる!」ある冬の日曜日、娘の桃果ももかが自宅の隣にある公園を二階の窓から眺めていた。「お...
-

俳句で作る物語⑨ 「カメレオンウール」
季節は十一月。もうすぐ妻の真由まゆの誕生日だ。真由へのプレゼントは付き合っていた頃から毎年出来合いの物をプレゼントして...
-

俳句で作る物語⑧ 「ブラックタートル」
男はテレビの画面にくぎ付けになった。テレビでは亀山ぶどう研究所にて新種のぶどう”ブラックタートル”が誕生したとのニュー...
-

俳句で作る物語⑦ 「天からの授かりもの」
親友の巴流ともるが女の子を出産したという知らせを聞いていたが、私も同じく産後の身でなかなか予定が採れなかった。ようやく...
-

俳句で作る物語⑥ 「サイコキネシス・レクイエム」
電気料金を滞納していたせいで大家から電気を止められた。コンセントにつないでも扇風機は動かない。クーラーも動かない。団扇...
-

俳句で作る物語⑤ 「蛍の花」
結婚予定の清水巴流しみずともるに会うため、俺は六月中旬に清流町せいりゅうちょうにやってきた。和菓子屋店主の父には、新し...
-

俳句で作る物語④ 「涼しい家」
ある夏の熱帯夜、一人の泥棒が意識を朦朧もうろうとさせながら歩いてくる。「あちぃ…涼めるところはどこかねえのか…」泥棒は...
-

俳句で作る物語③ 「衣替えフライハイ」
五月下旬のある日、私は一年前から付き合い始めた翔治しょうじと近所の土手へピクニックに行った。風が少し強いが良い天気。青...











